ドアを開けた瞬間の「うっ」とする空気。玄関の得体の知れない臭いと向き合った数ヶ月の記録
仕事から疲れて帰ってきて、自宅のドアを開ける瞬間。本来なら「あぁ、帰ってきた」と一番リラックスできるはずの場所なのに、いつからか玄関の空気が重く、どんよりしていることに気づきました。
芳香剤のような強い香りで誤魔化すのは苦手だし、かといって無臭かと言われれば、何とも説明しがたい「生活の混ざったような匂い」が漂っている。この、決定的な原因がわからないまま続く違和感が、じわじわとストレスになっていきました。
まずは「目に見える場所」を片っ端から疑ってみる
最初に疑ったのは、やはり靴箱です。家族全員の靴が詰まっている場所なので、ここが元凶だろうと決めつけていました。休日にすべての靴を出し、棚板を拭き掃除して、何日か天日干しもしました。もう履かない古い靴は思い切って処分し、通気性も確保したはず。
それでも、数日経って仕事から帰宅すると、またあの「どんより」が迎えてくれるのです。
次に疑ったのは、玄関マットやたたきの隅に溜まった埃、あるいは傘立てに残った湿気。思いつく限りの掃除を試しました。重曹をまいてみたり、換気扇を24時間回し続けたり。できることは全部やっているつもりなのに、根本的な解決には至らない。まるで、壁紙や空間そのものに何かが染み付いているのではないか、とさえ思えてきました。
自分の鼻が敏感すぎるのか、それとも本当にどこかに「隠れた原因」があるのか。一度気になりだすと、家に入るのが少し憂鬱になってしまうほどでした。
情報を探す中で出会った、さまざまな選択肢と試行錯誤
自力での掃除に限界を感じてからは、ネットで同じような悩みを持つ人の記録を読み漁るようになりました。世の中には、私と同じように「掃除はしているのに、なぜかスッキリしない」という感覚を抱えている人が意外と多いことを知りました。
SNSや掲示板を見て回ると、炭を置くという伝統的な方法から、最新の脱臭機、あるいは特定の菌にアプローチするような方法まで、本当に多様な情報が溢れています。あまりに情報が多すぎて、どれが自分の家の環境に合っているのか判断するのは難しいものです。
その過程で、いくつもの製品を実際に手に取って試しました。置くタイプのものからスプレー形式のもの、バイオの力を利用したというもの。その流動的な試行錯誤の中の一つとして、クレアリー消臭剤を使ってみたこともありました。どれも一長一短というか、その時の天候や湿度によっても感じ方が変わるため、決定打を見つけるのは本当に根気がいる作業だと実感しました。
いろんな人の体験談を調べていると、結局のところ「これ一つで全て解決」という魔法のようなものはなく、日々の微細なメンテナンスの積み重ねなのだと思い知らされます。そんな情報収集の途中で、クレアリー 消臭剤 口コミを記録しているような、個人的な感想を綴ったページも参考にしながら、自分なりに「臭いとの付き合い方」を模索し続けました。
特定の何かが悪いというより、日々の湿気や、外から持ち込む汚れ、そして家の中で発生するさまざまな要素が複雑に絡み合っているのだということが、ぼんやりと見えてきた時期でもありました。
完璧を求めすぎないことで見えてきた、今の心地よさ
結局、数ヶ月にわたる「玄関の臭いとの戦い」を経て辿り着いたのは、原因を一つに絞り込もうとしないことでした。
定期的な換気、靴のローテーション、そして自分に合うと感じたアイテムをそっと置いておくこと。劇的な変化を求めるのではなく、不快感を少しずつ削ぎ落としていく感覚です。今でも、雨の日や湿度の高い日には、あの「どんより」が顔を出すこともあります。でも、以前のように「どうして?」と焦ることはなくなりました。
家というのは生きている場所だから、無機質な無臭状態である必要はない。ただ、自分が「あ、今日は空気が軽いな」と感じられる瞬間が少しずつ増えていけば、それでいいのだと思えるようになったのです。
何が正解かは人それぞれですが、私の場合は「完璧な掃除」よりも「自分なりに納得できる対策の組み合わせ」を見つけることが、精神的な落ち着きに繋がった気がします。これからも、この家の空気と、ゆっくり付き合っていこうと思います。

ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません