35歳からの「髪痩せ」にサヨナラを。オイル漬けケアを卒業して、髪の「骨密度」を高めるという新常識

鏡の前で自分の髪を触ったとき、以前とは何かが違うと感じることはありませんか。昔はもっとハリがあって、指を通したときに押し返すような弾力があったはずなのに、今はなんとなく頼りない、フワフワとしてまとまりがない、あるいは湿気ですぐにうねってしまう。

多くの人がこうした変化を「単なる乾燥」や「カラーリングによるダメージ」だと片付けてしまいがちですが、実はその認識こそが、あなたの髪がいつまでたっても理想の状態に戻らない最大の原因かもしれません。30代後半から徐々に始まり、40代、50代で顕著になるこの髪質の変化の本質は、表面のキューティクルの荒れだけではなく、もっと根本的な部分、いわば「髪の骨密度」の低下にあるのです。

私たちの髪の毛の内部は、本来であればタンパク質や脂質、水分がぎっしりと詰まった海苔巻きのような構造をしています。しかし、加齢や度重なる薬剤処理、そして日々の紫外線やドライヤーの熱といったストレスの蓄積により、この内部の充実度が徐々に失われていきます。

これを専門的な視点で見ると、髪の内部にあるコルテックスやメデュラといった芯の部分がスカスカになり、空洞化してしまっている状態と言えます。まさに、骨粗鬆症のように骨密度が低下してしまった状態が、髪の毛の中で起きているのです。

この「髪の骨密度」が低下した状態で、多くの人が陥ってしまう誤ったケアが「オイルの重ね塗り」です。パサつきや広がりを抑えようとして、重めのヘアオイルやシリコンたっぷりのトリートメントで表面をコーティングし、無理やりボリュームダウンさせているケースが後を絶ちません。

しかし、想像してみてください。中身がスカスカで強度が落ちてしまった柱に、上からペンキを何度も塗り重ねたとしても、柱そのものの強度が戻るわけではありません。むしろ、コーティング剤の重みに耐えきれずに柱が歪んでしまったり、表面だけがベタついて不自然な質感になったりするだけです。これと同じことが髪でも起きています。

内部が空洞化してよれてしまった髪に油分を与えすぎると、髪は呼吸ができなくなり、さらに水分バランスを崩して「乾いているのにベタつく」という最悪のコンディションを招いてしまいます。本当に必要なのは、表面を覆い隠すことではなく、失われてしまった「髪の骨組み」をもう一度作り直すようなアプローチなのです。

そこで今、美容感度の高い層が注目しているのが、髪の内部構造そのものを補強するという考え方です。従来のトリートメントが「手触りを良くする」ためのものだったとすれば、これは「髪の基礎工事を行う」ようなものです。具体的には、髪の主成分であるケラチンを、単に塗布するのではなく、髪の内部に浸透させて新たな結合を作り出す技術です。

髪の毛の中にある「骨格」となるケラチンタンパク質に似た成分を、液晶乳化などの高度な技術を用いて微細化し、髪の深部まで届けます。そして重要なのが、ここからのプロセスです。従来、髪にとって大敵とされてきた「熱」を、あえて味方につけるという発想の転換が必要になります。ドライヤーやアイロンの熱によって成分を髪内部に定着させ、疑似的な骨格を形成させるのです。これにより、スカスカだった内部が再び物質で満たされ、髪一本一本に芯が通ったような感覚が蘇ります。

このように「髪の骨密度」を高めるケアを行うと、毎朝のスタイリングにおけるストレスが劇的に変化します。まず、ドライヤーで乾かした直後の感触が変わります。今までのように、乾かせば乾かすほどパサついて広がるのではなく、乾かすことで髪がキュッと引き締まり、内側から押し返すような弾力が生まれるのです。

また、湿度の高い日でもうねりにくくなります。これは、髪の内部が栄養分で満たされているため、余分な湿気を吸い込む隙間がなくなるからです。表面的なコーティングで湿気をブロックするのとは異なり、髪そのものの保水力が整っているため、自然なツヤとしなやかさが保たれます。さらに、アイロンやコテを使った際のカールやストレートの持ちも格段に良くなります。中身の詰まった髪は熱伝導が均一になり、形を記憶する力が強くなるからです。

年齢を重ねることをネガティブに捉える必要はありませんが、年齢に応じた正しいアプローチを知らないままでいるのは非常にもったいないことです。もしあなたが、どれだけ高価なシャンプーを使っても、どれだけ口コミの良いヘアオイルを使っても満足できないのであれば、それは「選ぶアイテム」が間違っているのではなく、「ケアの方向性」がズレている可能性があります。

表面を取り繕うだけの「メイクアップ」のようなケアから卒業し、髪の土台を作り直す「リハビリテーション」のようなケアへシフトする時期が来ているのかもしれません。髪の骨密度を高める成分、特に髪の構成成分に近いケラチンやCMC(細胞膜複合体)を集中的に補給し、熱を利用して強固な結合を作る。このプロセスを日常に取り入れることで、あなたの髪は確実に変わります。「もう歳だから」と諦めていたそのうねりやパサつきは、実は髪からのSOSであり、「中身を埋めてほしい」というサインなのです。

その声に正しく応えてあげれば、35歳を過ぎてからでも、20代の頃のような、あるいはそれ以上に洗練された美しい髪質を手に入れることは十分に可能です。今のあなたの髪に必要なのは、油分という名の「上着」ではなく、芯となる「骨格」なのです。この事実に気づいた人から、本当の意味での美髪を手に入れ始めています。

リケラエマルジョン ドンキ

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Posted by q846af9c